最近少しずつ浸透してきた「ウェルビーイング」という言葉。

知らない横文字でウッ…となった方、耳を塞がないでください。

ウェルネスは聞いたことある人も多いかと思いますが、体と心が社会的に健康になることを意味します。

ウェルビーイングは人間関係や仕事に対する満足感やプライベートの充実などを含めて、すべてが満たされた状態を意味する言葉です。

wellness(ウェルネス)という言葉が自体が、現在使われるような意味合いで明確に定義づけられたのは比較的最近です。

似たような言葉でhealth(ヘルス)という言葉もあり、こちらも身体的、精神的な健康状態を意味する言葉です。

どちらも「健康」を指しますが、ヘルスは疾患や症状など医療分野にまで広がるところを意味しています。
ウェルネスは健康的な“状態”のことを指します。
なので、健康診断などを健康状態を測定したりするのをヘルスケアと言ったりしますよね。

なぜウェルビーイング

私自身、ヨガを通じてウェルビーイングを届けたいと思っています。
そしてなぜこの言葉を選んでいるかというと日本語でこれを表現する近しい言葉がないからです。

ポーズや肉体だけを気にするのであればヨガでなくても、もっと効果的な運動やエクササイズはたくさんあります。

肉体と瞑想・考え方など精神面も含んだものがヨガです。
その考えはウェルビーイングと共通していて、wellbeingはwellness(健康的な状態)にbeingが付くことでより継続的なニュアンスが強まり継続的な健康、且つ幸福な状態を目指しています。

なので、ヨガのすごいポーズができてもプライベートでは肩こり・腰痛があり、お酒を浴びるように飲み、人間関係ズタボロ…ではよろしくなくてヨガでの学びを日常にも活かして欲しいのです。

肉体を動かすだけがヨガではなく、持続可能な健康美である必要があると考えています。
美、というのは表向きの美醜ではなく内面も含んだ美。
そして、その学びが一時的なものではなく今後も活かせる糧にしていって欲しいです。

なので「ポーズがとれるようになった」という目標に辿り着くだけでなく「そこから何を得ているか」までがヨガであり、その後自分自身が再現可能で継続的に練習でき日常に活かせる状態がウェルビーイングにつながるのです。

ヨガは「生きる」ということから「感情の揺れ動き」まで様々な学びがあります。
そこがほかのエクササイズや運動にないポイントだとも思っています。

近年のヨガはやたら「美」や「痩せる」などといった外側だけのキャッチーな言葉で踊らされてますが「ヨガ」はそもそも「つながる」という意味があり、心と体、魂が繋がっている状態のことを表しています。

理解を落とし込む

状態が多い現代、いくらでも情報が取れるゆえ「理解」はしてもそれを行動にうつせる人は少ない。

ウェルビーイングは誰かに教えてもらったり、アドバイスをもらっても自分で継続できないと意味がない。
嫌なものから逃げても良いと思うし、自分が我慢すれば事が丸く治るから我慢するなんて幻想かもしれない。

いま幸せですか?

そのまま続けて健康になれますか?

もし何か引っかかっているとしたら、見直すタイミングかもしれません。
私はヨガというツールを使って、誰かの持続的な健康や幸せの少しでもお役に立てたらなと発信を続けていきたいと思います。

人間の体は肉体だけでできているわけではありません。
心身の健康を。

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