全くヨガを知らない人と、ヨガの話をしていて、
たまに精神世界の内容に触れることがある。

この話を一歩間違うと日本では「スピリチュアル」として扱われ、怪しい世界、もしくは宗教っぽいなんて言われたりします。
なので細心の注意を払い、
この方はどこまで話て大丈夫かな?を探ります。

ただ、日本でいうスピリチュアルと
世界的に使われるスピリチュアルの意味が違うことを知っておいてほしいです。

日本で出回っている「スピリチュアル」という言葉の意味で捉えられると話が食い違うからです。
それくらい意味が違います。

スピリチュアルとは

テレビや雑誌などでよく目にするスピリチュアルという言葉は
「霊的な、精神的な」という表現され
(Wikipediaや辞書にもそう載ってます)、
幽霊やお化け、神や呪いなどがこのくくりで表現されます。

信じますか?信じませんか?って、
言ってる場合じゃないんですよ。

本来は、
「科学ではどうしても説明がつかないが、起こっていること、存在しているもの」
「目には見えないけれど確実に存在し、感じることができる何か」を指します。

自然の中で深呼吸をして清々しさを感じたり、
人からの親切を受けて愛情を感じたり…

こういった目に見えなくても
存在している何か(清々しさや愛情)のことです。

ヨガだと「身体の中を流れるエネルギー」とか表現があったりするのですが
(体内にエネルギーラインがあるそうです)、
普通に考えたらエネルギーって何?ですよね。
その目に見えないものを感じにいくことが、
ヨガでいう神経を研ぎ澄ましていくことです。

目に見えないものが見えるようになる

昔の人はそれらを研ぎ澄まして感じていたことを記したものがヨガなのだと思っています。

なのでヨガの精神世界の話を日本語で置き換えてわかりやすく「ヨガ哲学」なんて表現を私も使いますが、実際は「哲学」って日本語を当てはめるのもおかしいんですよね。

哲学ではないので。

言語にない言葉を置き換えるのは難しいね…

そして現代では、
その目に見えなくても存在する何かを
目に見える何かへと研究している方もいて
照らし合わせて、
答え合わせのように勉強できる
ありがたい時代だなと思っています。

どんなモノゴトでもそうですが、なんでもかんでも仕入れた情報を鵜呑みにしていかないように
情報を得たら自分でも調べる癖をつけておくと「スピリチュアル」のようにどの意味でその言葉を使っているのかが判るようになると思います。

(できればこの言葉は本来の意味で使われるようになって欲しいなぁー)

体験したら言語化してみる

もちろん私自身、
目に見えない体験をいくつもしています。
それが偶然か必然か神の悪戯かと言われればわかりませんが、出来るだけわかりやすい言葉に変換して伝えることを心がけています。

ヨガのレッスンを受けたことある人はその体験をしたことある方いるのではないでしょうか。

レッスン最後にシャヴァーサナをしていて、急に涙が出てくる人もいます。
身体がフワッと浮くような体験をしたことがある方もいます(実際は浮いてませんよ)

それをどう説明するかと言ったら本人しかわからないので難しいですよね。

目に見えない何かは確実に存在しています。
見えないからと言って否定も肯定もしません。
それが何なのか正解は出さなくていいので、自分と向き合ってその時の解答を出していけるといいですよね。

日々、言語化する。
自分を知る練習になりますよ。

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