男性の33.4%、女性の25.1%
これはなんの数字だと思いますか?
厚生労働省が発表している運動習慣者のパーセンテージです。
(令和1年国民健康・栄養調査)
指標として週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている人を指しますが、少なすぎると思いませんか。
私が初心者の方へヨガを広めていきたいと思っている理由のひとつとして、まずは身体を動かす習慣をつけてほしいからです。
トレーニングやランニングなど1人でできる人はとっくに始めていると思ってます。
1人だと続けられない、どう動かしたら良いのかわからない、身体を動かす習慣がそもそもないという方一緒にやっていきましょう。
ヨガは段階を踏めるので、体を動かすとっかかりとして入りやすいと思っています。
体が硬いからヨガはできないという人がいますが、硬いからこそやるんです、伸び代しかない身体をそのまま放置してどうするんですか。
習慣が将来をつくる
私のところへヨガをしに来る人の年齢層は様々です。
基本は30-80代、10-20代はごく稀にいますが少ないように思います。
ヨガができない理由として、年齢をあげる方も多いですが年齢問わずできます。70代でヨガをはじめて1年で前屈ぺったりいく方も何人も見てきました。
もちろん骨の強度や関節の関係で、思うように動かないもどかしさを感じている方もいらっしゃいますが、軽減の仕方や動かし方は多数あります。
やらない理由をつくってるのは自分自身です。
女性の場合
20-30代でつくった生活習慣が、40-50代で結果が出ます。
わかりやすい変化だと太りやすくなったり、急に老化したりなどです。
なぜ女性と特定したのかといえば、20-30代まではエストロゲンというホルモンである程度守られていて、40-50から閉経に向けて減少していく為、その年代で一気に変化が現れるからです。
男性のテストステロンの減少は個人差が大きい為、女性のようにいつ頃からではなく中年以降いつでも変化は起こり得ます。
そしてテストステロンの減少は生活習慣病に関係していますので、いつから始めてもいいわけです。
やらない理由を問う
「めんどくさい」「今やらなくても大丈夫」という言葉もよく聞きますが、特に過去運動していた経験がある人こそこの理由を述べます。
人は40超えると以前のような体の戻り方はしません。
それは先ほど述べたようにホルモンバランスが変わるからです。
日本は医療費が安いので、病院にお世話になってから異変に気づきます。本来なら、病院にお世話になる前に異変に気づけるのがいいのですが。
あと、謎の自己判断による「まだ大丈夫」って、あれなんなんですかね?痛いならもう症状が出てる状態なんだから行きなさいよ…って思うのですが。
我慢は美徳でもなんでもありません。
まずは普段から体の中での変化に気づくことです。
痛みなどの”症状”はそれを通り越して体から発せられてるSOSです。
不調があるなら改善する、自分で無理なら専門家なり誰かに手伝ってもらう。
健康な状態が長い方が良くないですか?
そうでなくても体は刻々と変化していきます。
健康でいる為のケアやメンテナンスが日々の運動です。
脳を活性化させたり、リラックスさせたりヨガにはそんな効果があります。
現代人の疲れがとれない原因はSNSやスマホゲーム、ネットetc…で、脳が働きっぱなしによる脳疲労によって、肉体の疲労もとれないんだそうです。
それを解消するには毎日45分ほどの散歩も有効とも言われていますが、できますか?
何をして動くかを選択するのはあなたの自由ですが動くことが大切です。
人によってヨガが合う合わないありますからね。
さて、これを読み終えたあなたは動き出せますか?