一挙手一投足は
ちょっとした振る舞いの意味合いで使いますが
本来はちょっとした労力のことを指します

行動1つ1つには意味があります
なぜこの服を選ぶのか?
なぜこのアイテムを使うのか?

私は全てにおいて説明できるように
心がけています

説明できないということは
そのモノゴトを重要視していないからです
そのチョイスは私でなくて良いと思うのです

もっと適した人に使ってもらったり
選んでもらうことが良いのかなと

タイミングはひとそれぞれ

機が熟す
と、いう言葉がある通り
今の自分がそぐわないのかもしれないし
その時々で最低限の必要なモノゴトを
選択できる状態でありたいと思います

ヨガの最中も同様です
レッスン終わりになぜ合掌するのか?
ティンシャをなぜ最後に鳴らすのか?

合掌の話ティンシャの話は以前しているので
割愛しますが

動き1つ1つも意味があるので
ただなんとなく「ポーズ」をとるだけでなく
※ここでのポーズは「恰好をつける」「見せかけ」「気取る」の意
末端まで意識を向けられると良いなと感じてます
ヨガってそういうものなのでね

私もまだまだ完璧ではないし
全てにおいて練習中の身ですが
そうやって1つ1つの意味ある行動を
積み重ねていきたいと思っております

手を合わせる意味

合掌はサンスクリット語で
अञ्जलि Añjali(アンジャリ)

礼法であり
相手に害意のないことを伝える基本姿勢で
感謝や敬意を表します

私がレッスン終わりにする合掌と
アーサナの最中に出てくる合掌が
違うのわかりますか?

いや、そんなとこまで見てないよ!

…が、全員の解答だと思いますけど

違うんですよ

それは筋肉の使い方の問題でもありますし
どういう意味合いで
そのアーサナに取り組んでいるか
で変わると思うのです

レッスン終わりの合掌は
肩の力を抜き両手のひらと指をピッタリ合わせます
いわゆる一般的な合掌です
心の表現を表すのに適した合掌かと

アーサナ中は
両手の指先を合わせ
だらしなくならないように
両手の中に軽く空間をつくったカタチ
にします

というのも
アーサナで合掌する時は
筋肉の構造上
腕を肩から動かしているので
肩から手首までの筋肉を使い
手首から先は力が抜けた状態が理想的だからです

【補足】
そもそも小指側が離れて合掌できない人は
腕を伸ばす筋力が弱いので
しっかり合掌できる筋肉を使っていきましょう

もちろんアーサナ中は
カラダを引っ張り合ったりする
エネルギーの流れは指先の方向なので
指先の「向きは」揃えます

大きくパーに開くと全指先が違う方向に向きますよね?
それをしないということです
エネルギーが一方方向ではなく5方向に向かってしまうのでね…

もちろんこのふんわり合掌も
しっかりとした合掌であり
虚心の心を表します

ヨガはエクササイズとは違います
ただ動けば良いというわけではなく

一緒に練習してくれた自分の肉体であったり心
そしてグループレッスンであれば
共に練習した周りの人へも
合掌(敬意)があって良いと思うのです

気持ちひとつです

何気ない行動ですが
昔から私たちは
「いただきます」や「ごちそうさま」と
自然と手を合わせていませんか?

違和感なく生活の中でも
合掌をしているはずです

台本通りのフレーズやポーズではなく
感謝と敬意を込めて合掌を

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