またまた展示会に行ってきました
田井将博さんの二人展
キレイなものや
美しいモノに
ココロ躍らせるということは
五感を動かす事で
ヒトにとって感情を動かすための重要な事
食もアーユルヴェーダ要素
食卓に並ぶ彩としても視覚を使い
特に口に触れる食器やテーブルウエアは
いつも気に入ったモノを揃えたいと
思っています
触覚は働いているかどうか
作家さんの作品を購入するポイントとして
必ず実物に触れるようにしています
SNSで作品はたくさん見れるし
もっと言えばネットでポチッと購入できちゃいます
食器って手で持ちますよね
既製品と違って
作家さんの作品は1つづつ作っているので
手触りや気泡の入り方など
1つとして同じものはありません
手で持つことによって
同じお皿やグラスでも
握り心地や触り心地が全く違うのです
結構よくあるのが
写真で見て良いなと思っていた
お皿やグラスを
実際持ってみたら重かったので
購入を断念したり
自分の手にフィットしなくて諦めたり…
1つづつが違うので同じデザインの
数ある中に1つだけしっくりくるコレだ!と
いうものがあったり
もちろんデザインが好きだからと
一目惚れで購入するのもありだと思いますが
その時々の
直感を働かせるということが
大切なんじゃないかなと思います
出会える作品もあれば出会えない作品もある
作品も一期一会かと
出会えた作品、出会えなかった作品
前回、個展にお邪魔した際にはなく
今回初めて生で見れた作品の1つ
ガラスのサンキャッチャー
3つあったサンキャッチャーは
私が帰るまでに
全て完売‼︎
ガラス作家さんでも
なかなかこういうのを作っている方を
お見かけしないので
ご本人にサンキャッチャーを
作った経緯など直接聞けて
思わず購入してしまいました
(3つの中の1つは私)
作品の物語って
あると思うんですよね
どうしてこのカタチを作っているとか
こだわりとか
それを知った上で
自分がなぜコレを購入するのか?って
理由があって購入すると
モノを大切に扱えるんじゃないかなと思います
ここまで食がどうのって言っていて
食器買ってないじゃんって
言わないでね 笑
グラスも購入しました
この話はまた今度
その時しか味わえない体験を
以前デザインをやっていた頃
販売もしていたので
展示会など現場に立つことは多々ありました
実際作った本人はそういう時しか作品が旅立つ姿を
見れないと思うのです
もちろんネット販売とか楽だし
足を運ぶ手間も省けて良いと思いますけどね
だからこそ
展示会では作品に触れ
作家さんと話してみて
その時にしかできない経験をしてほしいと思います
今回個人的に残念だなーと思ったのは
インスタもしくはDMに載ってる「コレありますか?」って
購入しにくる人が多いなと感じたこと
良いんだよもちろん!
この作品良いなーほしいなーって
思って購入しに来ることは
私も初めこの作家さんを知ったきっかけは
Instagramの写真だし
で、だ
作家さんもその場にいるのに
店員さんとかにスマホなど見せて
「コレありますか?」とか
「コレないんですか?」は
違うんじゃないのかな…
気持ちはわかるけど
展示会や作品展って作品を見せるための場ですし
販売会じゃないからさ
オプションとして販売っていうニュアンスかな?と
個人的には思うんだけど…
だから出ているもの
空間全てが作品なんじゃないかなと
作品、作家そっちのけで
コレコレ!じゃなくて
展示してる会場も素敵ですよ
ココロに余裕を
作品もヒトとも
一期一会ですよ